【展示】マチツナグ棚「ヘラルボニーの物語」

 金ケ崎町立図書館では、マチツナグ棚「ヘラルボニーの物語」を設置しています。
 急成長を続けるヘラルボニー。金ケ崎町出身の松田兄弟がヘラルボニーを設立するまでの経緯や想いを、家族のストーリーを中心に展示紹介しています。

【株式会社 ヘラルボニー】
  2018年設立。金ケ崎町出身の双子の兄弟である、松田崇弥さんが代表を、文登さんが副代表を務めます。
  障がいがある人がデザインしたアートを高品質なネクタイなどへ商品化し販売。福祉をテーマにしたイベントやワークショップの開催、福祉と様々な事業のコラボレーション、企画の立案、事業展開にも力を入れています。

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松田 文登さん
 株式会社ヘラルボニー副社長。双子の兄。

 「知的障がいのある人を単純に゛すごい”と尊敬できる思想を提供したい」と話す文登さん。弟の崇弥さんと福祉企画会社、ヘラルボニーを設立した。
 会社名「ヘラルボニー」は自閉症のある兄が7歳の頃に自由帳に何度も記していた謎の言葉だ。知的障がいのある人が心では面白いと思っていても社会になかなか伝わっていないことを、ヘラルボニーを通してプレゼンテーションしていきたいという気概が込められている。この事業体系での株式会社は世界的にも初。知的障がいのある人が生み出すアート作品を尊敬しているからこそ、゛ビジネスパートナー”として福祉施設と契約し、アートデータのライセンスやアパレル事業のほか、多くの福祉実験を行っている。
 会社のミッションは「異彩を、放て。」。知的障がいのある人を゛普通じゃない”と認めたうえで、アートを通して社会に放つ。多くの人がアートを入口に知的障がいのある人のことを知り、単純に゛ひとりのアーティスト”として尊敬する思想へと変えたい。
 これまで「知的障がいのある息子が働いたお金ではじめて焼き肉を食べに行った」などうれしい言葉をたくさんもらい、多くの人に応援されていることを実感している文登さん。
 ヘラルボニーの存在をきっかけに、多くの人の知的障がいのある人へ対する意識・概念を変えていきたいと話す。
(広報かねがさき(2020年12月号)より転載)

 
松田文登さん